ウッドデッキ全容

この家に住み始めて約1年。
小さいながらも庭がある。庭の端には花壇もあって花が生長してゆくのを毎日楽しみにする生活を送ってきたんだけど、、
何か少し物足りないと感じてきた。
エクステリアの雑誌で見るような立派な庭にはできないけど、何かアクセントが欲しい!
ってことで、ウッドデッキを計画してみた。
ウッドデッキを作ると部屋から楽に出て行けるので、きっと有効活用できるはずと期待を込めて!

場所はもちろん、リビングの前。

これは最終的に作った設計図。非常に簡単なものだけど、これまでにイメージアップ用の設計図と庭の測量などをやって、
約1ヶ月かかってこの図にたどり着いた。
奥行き2m、幅3m。

これはイメージアップ用。

これは設計図を立体に見たところ。ちなみにツールはGoogle のScketch Upを使いました。

そして、購入するモノは、、、

  • 木材90*90*250(3) \18225
  • 木材70*70*250(3) \18225
  • 木材70*30*240(8) \11640
  • 木材70*30*330(9) \21690
  • 木材20*105*240(27) \39285
  • 木材20*105*270(14) \19712
  • 束石90角羽根付き(5) \6200
  • 束石90角(13) \3250
  • アジャスター(16) \8160
  • 皿取錐 ウッドステインセット(1) \19990
  • ビニールシート() \0
  • 木材プロテクター2KG(2) \17194
  • コーススレット51mm 300本(2) \9240
  • ハイス六角軸皿取錐(3) \7140
  • 丸ノコ(1) \20000
  • クランプ(10) \6000

ビニールシートは届いた木材にかけておくため。
全部入れると約30万円程度でした。ひょっとして作ってもらうより高い!?

そしては、まずは芝をはがすところから。
何となく心が痛みます。。別の場所に植え替えてあげました。

ウッドデッキでとにかく重要なのは水平をだすこと。
ウッドデッキなんて、板が張ってあるだけのものだから、水平さえ正確に出せればかなり成功に近づく。はず。
だけど、、、水平だしは面倒そうだったので、今回は初心者でも楽に水平が出せるアジャスター工法を採用した。
アジャスター工法とは、柱の下に高さ調整可能なアジャスターを取り付けておき水平は後から出す工法。
これだと後で調整できるので楽ちん。
でも、4隅は柱を羽根付きの束石に直接取り付けるため、ちゃんと水平出しました。


今回、1%の傾斜をつけて壁際の高さを2cmほど高くした。
これは、デッキの水はけをよくするためと、デッキ下の壁際に少しでも水たまりができにくくするため。
特に、今回は平面にでこぼこのあるリブ加工のデッキ材を使う計画だったので、なんとなく水はけ悪そうだったし。。
確かに雨水はデッキの先まで流れていってくれるし、壁際の方が早く乾くし多少は効果があったのかな。

思っていたより難しかったのが、というか面倒なので設計から省いていたステップ部分の基礎。
デッキの先を曲線にするのに、どうやって基礎を作ったらよいのか解らず苦労しました。
設計で手を抜くとかなりの"つけ"が回ってくることを実感しました。。。
システム開発の仕事と同じ。

そして、これが完成したウッドデッキ。パーゴラも設置してなんというすばらしい出来でしょう!

これは今日撮った写真。

柱には、マリンランプと何かモノを引っかけられるもの。正式名は解らず。

作ってみての感想。
ウッドデッキは思った以上に簡単でした。四角形のウッドデッキは。。
基礎ができてしまえば後は板をはるだけ。
今回はウッドデッキ&柱はウリン、パーゴラの屋根はサイプレスを使って作成。
超重量級の木材を使って一人で屋根を組み立てる自身がなかったのと、シェードを貼る予定だったので、ウリンから出るポリフェノール
シェードが汚れるのをさける2つの目的でサイプレスを選択した。
ツートンカラーだけどそれはそれでかわいい。
ウリンはウッドステイン、パーゴラはオスモの白色の水性ペンキを使ったけど、このオスモの
ペンキが柔らかい木材の風合いをそのまま残してくれて、かなり良い味出してくれた!
サイプレスの選択も良かったと思う。

あえてマイナス点を付けるとしたらサイプレスの色は家を造るときの木材の色と同じなので、
そのままの色を残してパーゴラを作るとなんとなく、まだ工事中っぽい感じがする点か。

シェードもつけると何となく涼しいし、かなりリゾート感が出てきて大正解!
今はパーゴラの端に金具を取り付けてシェードは四隅をその金具にくくりつけてるだけ。
でもこれで自分としては充分。
ウッドデッキ・パーゴラはあってもやっぱり夏の昼間は、デッキには暑くて出られなかった。
デッキを作るのであれば、バーゴラ&シェードはおすすめ!

制作日数は、合計10日ほど。設計日数もあれこれ悩んだので10日ほど。
値段はプロに頼んでもそこまで変わらないような気がするけど、やっぱりDIYは楽しかった。
これが重要!