術後3日目

この日は最悪。

背中に付けていた強力な痛み止めが深夜に切れたようで、あまりの痛みに動けず眠れずの状態に。

結局痛み止めの点滴都合2本入れてもらい、眠れないまま朝を迎えた。

どうも、背中に刺さっていた痛み止めは3日分で分量がきっちり決まっており、痛い時にはボタンを押すと増量されるのだが、ボタンを押し過ぎてかその分、きれるのもはやかったようだ。

朝を迎えても痛みはまったく引かず、動けず、食べられずの状態。妻が見舞いに来てくれたのだが、会話もつらい状態。

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術後2日目

手術は無事終了。

今はかなり落ち着き全豪オープンを見ながらこれを書いている。

 

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背中には痛み止めの点滴、腕には栄養補給用の点滴、排尿用のくだと、かなりまだ痛々しい状態。

術後1日目の昨日は、ベッドで頭の高さを少し上げただけで、血の気が引き冷や汗だらだら。

結局少し歩けただけで終了、今朝は一人で体重測定までできた状態であったことを考えるとかなり回復。術後2日目でここまで歩けると良いですよ、やっぱり若いからですかね、と看護師さんに言っていただけた。

若くはないけど、確かにこの病院の患者さんの中では若いかな〜

 

手術は4時間だったけど、確かに大変だった。

もちろん全身麻酔なので、目が覚めたら手術が終わっていたのだが、

花菜と妻に見送られ、手術台に寝かされ背中に麻酔の注射。

何か先生がもぞもぞして「ダメだ、もう一回やりますね」と言ったのが最後の記憶。

「終わりましたよ!」といって起こされたのだが、とにかく口の中にたんがあふれ、気落ち悪い。気管支の方にも入りぜいぜい言っている状態なのだが、お腹が痛く吐き出すこともできず。

病室に戻り、家族が呼ばれたのだが、頭を上げただけで猛烈な吐き気があり、まともに目を開けることもできず。。

 

花菜ちゃんちょっとショックだったかな。

 

確かに、この手術、80過ぎて受けるのは辛そうだな、、

 

術後の初日の夜は、腰も痛く、口の中は粘つきとにかく辛かった。。

 

でも、今ははこうしてブログを書いて(つまり気力も戻っていると理解)とりあえず、無事手術を乗り越えられたことに先生方、看護師さん、家族に感謝。

 

これから食事などいろいろと慣れて行かなければならないが少しずつ頑張ろう。

 

 

 

今日は手術

今日は雪。今シーズン2度目かな?

そして手術。昨日先生に手術の話を聞いた。

底分化型であること、直径3センチ程度であること、等々で胃を下半分切除するとのこと。

手術に不安はないけど、今後の生活が不安だなぁ。

開始は12時で約4時間予定。長い。

付き添いも基本病院内にいる必要があるそうで、はなちゃん大丈夫かなぁ。

これまでの経過3

年末年始は毎年通り岡山広島に帰省。

親に伝えるかどうか悩んだが、まだ詳細な病気内容がわからないこともあり、余計な心配をかけるのも良くないので黙っていることに。

お酒も普通に飲んでしまった。後から入院のしおりを見ると入院までは禁酒と書いてあった。。

会社には、すでに伝えてあり、休みの許可はもらう。

会社には、入院などのピンチな時にのみ使える休みがある。消化できなかった一部の有給休暇によって溜まって行くのだが、まさかこの休みにお世話になるとは思わず制度自体に疑問があったが、このような状況になるとありがたい。

 

1月6日

 足の超音波検査血栓がないことを確認するらしい。問題なし。

 

1月10日

 大腸内視鏡検査。問題なし。念のためやっておきましょうとのことで。確かにこんなきっかけでもないとやらないなぁ。

 入院日、手術日がそれぞれ、18日、20日に決定。

 大きな手術に備えて呼吸のトレーニング方法を教わる。

 中くらいの強度で長く息を吸う訓練。吸ったトータルの容量がわかるのだが、現状、2500程度なのだが、これが手術直後には肺が潰れて、250程度に落ちるらしい。

 恐ろしい。

 この日は担当医のドクターと面談。一通り検査をしたが、がんの位置がいまいちわかりづらいとのこと。どうも、幽門を残せるか微妙な位置らしい。これまでの検査でははっきり位置がわからなかったため、入院後に再検査することになった。

 

1月18日(入院日)

 初めの入院。

 希望していたのは、通常のベッドだったが、いっぱいとのことで、窓際(差額5000円高い!)になった。有明の8階ということで、景色を期待していたのだが、向きは南向き。つまり、東京の夜景は見えません。。残念。。

 この日は、内視鏡により、がん範囲のマーカーを胃につけるとのこと。つまり、正確ながんの位置を判断するために、内視鏡でホッチキスのようなマーカーを胃の壁面に打ち付け、それをレントゲンで撮影し、外側から見たがんの位置を確認するとのこと。

 へぇ〜、なるほどねぇ。医療(手法)は進歩しているのね。

 実際、これにより切除範囲が決定。

 少し面白かったこと。この日内視鏡を予定しており、夕方5時ごろにやっと呼ばれたのだが、看護師さんに名前と検査内容を確認されるが、どうも話が噛み合わない。聞いていた検査内容とちょっと違う。検査内容と患者情報がそれぞれ一枚の紙になって、それを束ねた状態で確認されたのだが、その組み合わせを他の人と間違っていたらしい。

 あぶねぇ・・・

 結局この後1時間ほど待ち、この日はレントゲンができず、内視鏡のみで終了。

 この日は薬剤師の先生に今後の投薬の説明を受ける。手術前から色々投薬はあるのだが、基本的に睡眠導入剤や痛み止めは積極的に使って良いとのこと。無理してリハビリできないのは良くないとのことなので。

 

 

 

 

これまでの経過2

22日
結局、癌陽性の検査結果をもらう。
ある程度、想定はしていたため、不思議とそこまでのショックはなかった。

表面上、深刻な状況ではないとのことで一安心。

病院についてはすでに調べ始めていたが、技術・設備等でがん研有明病院に目を付けていた。

手術は腹腔鏡手術とのことで、先生からもがん研有明病院など実績があるとのことで紹介状を書いてもらった。

25日
がん研有明病院で手術前検査。
身長体重、血液、CT、心電図、内視鏡、レントゲン、一通りの検査実施。
その後担当のドクター大橋先生とお会いした。

診察結果の説明を受ける。
早期の胃がん、がんが胃の下部にあり、切除範囲が下部全体となるか、幽門残せるか微妙とのこと。

一つ気になっていたことを聞いてみた。もともとバリウム検査では、幽門付近に影が見えるとの診断だったが、内視鏡では、真ん中下部と違う場所。

つまり、バリウムで異常が見られなかった箇所ががんだったのか?と
答えはYES。

先生曰くよくあるけーすとのこと。
現状自分のがんはほぼ凹凸がないので、バリウムでの発見が難しい。

もっと早くに内視鏡受けてればと思ったが、実は早くに見つけられたということか。。



事前検査は、超音波と大腸内視鏡。これは年明けとのこと。

久しぶりに

久しぶりにブログを書いてみようと思う。

前回の更新からは2年。

とりあえず、これまでの経過

  • 12月1日(木) 会社の保健婦の方からあわてた声で電話をもらう

バリウム検査の結果が思わしくないので、すぐに検査結果と紹介状を取りに来て、内視鏡検査に行くようにとのこと。社内便だと翌週になってしまうのでということで、慌てている様子にこっちも動揺。
翌日取りに行くアポを取り、内視鏡検査をやっているクリニックに予約を入れる。世界中から患者がくる有名クリニックだったらしく半年先まで予約が入っているが、12月10日にキャンセルがはいっているとのことでそこを抑えてもらう。

  • 12月2日(金)バリウム検査結果と紹介状を受け取る

幽門あたりに腫瘍っぽいのが見えるとのこと。確かに、ぼわーと円形の影が見える。

  • 12月9日(土)不安は抱えながら、しばらく楽しく食事できなくなる可能性も考えてこの日は家族とたまプラーザでディナー

こちらのクリニックは、無痛検査を実施している。
ベットに寝かされ、検査用の血を抜いた後、針はさしたままそのまま安定剤を注入。電気が消され、横を向き口に胃カメラ挿入用のマウスピースの様なものを咥えさせられ、以降記憶なし。気づいたら狭いスペースで寝かされていた。ん?あれ?終わったのかな?といった状態。。
しばらくすると看護師さんが来て、お茶とお菓子3種類から選べとのこと。若干意識が朦朧としていたので、回復具合の確認もあったのだろう。
しばらく後、担当のお医者さんから、検診結果を聞く。
胃潰瘍があるが、どうも悪性に見える&サイズ的に内視鏡での手術はできないとのこと。生検結果は、本来1ヶ月先だが1週間で出すとのこと。22日の生検結果待ち。