この部屋もずいぶん片づいてきた。

9年分の荷物ともなると相当なものだ。これまで保管していたものもかなり捨てたが、段ボール箱、10箱では全く収まりきる気配がない。。
下駄箱をあさっていると写真と手紙の山が出てきた。学生時代の年賀状・手紙など。
それまでほとんどわすれていたような人からの手紙も含まれている。宛名を見ると大体どんな手紙だったかは思い浮かぶのだが、つい懐かしくなっていくつかの手紙を読み返してみた。
本当に懐かしい。。学生時代は2年から田舎に引っ込み、今東京での学生像とはほど遠いおとなしい時代を送っていた記憶しかなかったが、こうして昔の手紙を読んでみると、その時の一瞬・一瞬がよみがえってくる。手元に自分の出した手紙はもちろんないが、なんとなく想い出す。今思うと恥ずかしいほど真剣だった。「あぁ、まさにこれが自分の青春時代だ」と、しばらく感慨にふける。
あぁ、これでまた引越準備が進まなかった。。